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MATERIAL
HIYOSHIYA INTERIORでは、
木・竹・漆などの自然素材と
日本独自の工芸技術を使用しています。

和紙

Washi paper
和紙は、天然の植物繊維を漉くことによって繊維を絡ませることができるため、強靭で保存性に富んでいます。洋紙に比べて繊維が長く、薄くても丈夫で、産地や技法により様々な質感や美しさを演出できることが特徴です。和紙は、原料・ねり・水の3つの要素で出来ています。繊維の元になる原料は、主に三椏(みつまた)、楮(こうぞ)、雁皮(がんぴ)が使われ、トロロアオイを代表とする「ねり」を混ぜることで繊維を均一に広げます。そして何よりも大切なのは透明度が高く硬度の低い軟水です。日本ならではの自然が生み出した素材ともいえます。和紙は文化財の修復にも使われ、正倉院にみられるように1000年以上とも言われる優れた保存性を有し、古代より書画や和傘、紙布としてだけでなく多種多様な工芸品の材料や、建具等にも使用されてきました。近年では、天然素材として自然環境への配慮や、明かりを透過した時の美しさが再評価され、インテリア空間での需要が高まっております。

Urushi laquar
環境や人にやさしい天然塗料である漆の日本での利用は縄文時代に始まったと言われており、平安時代には自社仏閣の内装、調度品類にも使用されてきました。また、装身具や食器として貴族の日常生活品にも好んで用いられるようになりました。鎌倉時代以降は、武士の武具甲冑等にも使用され、江戸時代には全国各地で生産され、輪島塗、会津塗、津軽塗等、様々な漆器産地が生まれました。漆の塗膜は堅く、非常に柔軟でもあり、現代の一般的な化学塗料より強靭ですぐれた性質を持っています。酸、アルカリ、塩分、アルコールにも強く、また耐水性、断熱性、防腐性なども高いということも特徴です。深みのある黒な光沢のある黒を表演するときに漆黒という言葉を使いますが、まさに漆塗りの特徴をあらわした言葉といえます。
漆塗りは、時が経つにつれて深みを増します。独特の風合いと、熟練した職人の技術による多彩な表現が、無限とも思える表面加工のバリエーションを生み、空間や家具、什器を工芸アートとして仕上げ、ラグジュアリーな演出が可能です。

金属

Metal work
弥生時代に中国大陸から、朝鮮半島を経て日本に伝来した、青銅器、鉄器等の金属加工技術は、青銅製の剣や防具、装身具等から始まり、鉄器による農機具、生活道具まで、幅広い用途に使われてきました。武士の刀剣や和包丁制作では熟練した刀鍛冶が腕を振るい、仏像制作では、銅や真鍮の多彩な着色技術が生まれ、日本の金属工芸は発展してきました。金、銀、銅、錫、鉄から始まり、アルミニウム、ステンレス、チタンなど原料の広がりと着色、加工などの技術の発展が組み合わされ、特性を生かし、建材や建具、また様々な用途に対応するプロダクトが生み出されてきました。「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように日本文化に寄り添って発展をしてきました。
鋳金(ちゅうきん)、鍛金(たんきん)、彫金(ちょうきん)、着色等、多様な加工・仕上げの技術があり、美しい金属光沢やシャープな質感は高級感を演出します。耐久性、不燃性能も高く、様々なインテリア空間で活用できます。

Ceramic
太古の昔から、様々な道具を生み出して来た陶芸(陶磁器、瓦等の焼物)は、平安末期から鎌倉にかけて広がり、室町以降、文化の発展とともに確立されていきました。陶土を原料として、ロクロや型を使って成形し、釉薬をかけ焼成して作られます。土そのものが持つ特性や色、使われる釉薬により、色柄や風合いが様々に変化し、陶磁器の表面がガラス化して覆われる事により、艶やかな風合いを演出します。
単なる器としてだけでなく芸術性や精神性をも表すものとして発展してきた陶芸には、絵付技法や焼成方法、釉薬の組み合わせ等により、無限のバリエーションがあり、立体的なオブジェだけでなく、陶板による平面表現も可能。インテリアだけでなく、瓦やタイル等、対候性の求められるエクステリアにも使用可能です。昨今は、瓦の表情を生かしたアートパネルやオブジェ、陶器の色柄や風合いを生かした壁面加工などへの発展がみられるなどインテリアのアクセントとしての需要も高まってきています。

Bamboo
東南アジア全域に分布する竹工芸は、日本においても古来より身近な存在として親しまれて来ました。軽く、柔軟性がある上に強度が高く、伸縮しないのが竹の特徴です。他の木材には見られない節の美しさもあります。寺社仏閣の竹垣や茶道具、籠、笊(ざる)、和傘、 家具、照明等、様々な工芸品や民芸品の素材として多用され、割る、曲げる、組む、編む等の技術が発展し、様々な表現が可能となっています。京都では「白竹、ごま竹、図面角竹(ずめんかくちく)、亀甲竹」と呼ばる独自の育成、加工方法が発達し、「京銘竹」と呼ばれています。
竹は、身近にある建材として、古来より建築、インテリアの分野でも幅広く使用されています。シャープで幾何学的な表現から、有機的な表現まで、用途と目的に合わせた提案が可能です。
竹は生育が早く、環境に優しい自然素材として、近年改めて注目されており、放置竹林の再生やバイオマス原料としての取り組みも行われています。自然環境に配慮した、持続可能社会実現の為にも、より一層の活用が期待されています。

織物

Fabric
着物に代表される、織物や染物は日本文化を代表する伝統産業です。絹、綿、麻などの天然繊維はもちろん、近年は耐久性の高いポリエステル等の化学繊維や合成繊維、そして環境負荷に配慮したリサイクルPETや和紙で作られた糸も原材料として使用されるようになってきました。織物には数多の技法があり、テキスタイルとしての表情は千差万別です。特に着物や帯の技法として発展してきた「金糸・銀糸」を用いた織物は絢爛豪華な高級感を演出出来ます。型染友禅や絞り染め等の繊細な染織技法とも合わせて、「日本の文化」を分かりやすく表現でき、インテリア空間に雅やかさや、和を表現できます。
レーザーカットやインクジェット捺染等の現代的な技術も発達し、デジタル技術と手工芸の技術を組み合わせて、小ロットでも、サイズ、素材、仕様、デザインまで自由に選べるオーダーメイドテキスタイルの制作も可能で、家具の張地や、クッション、タペストリー、ベッドスロー、ラグ等のファブリック商品、アートパネルや緞帳、大型スクリーンまで、自由度の高い空間表現が可能です。ガラスやアクリル素材に封入する事で、不燃性や難燃性を付加したり、様々な加工が可能です。

Tatami
日本家屋には無くてはならない存在である「畳」。現代では和室のある建物は少なくなってきましたが、それでも部屋の広さを表す時には、洋間でも「〇畳(じょう)」の部屋と呼びます。それほ日本の生活と密接に関係して来た畳は、自然素材である「イグサ」を織って生地にした「畳表(たたみおもて)」を、心材である畳床(たたみどこ)に巻き付けて固定し、パネル状にした床材です。畳の側面にある畳縁(たたみべり)は、畳を保護する役割だけでなく、そこに使われる生地の色や柄により和室の個性を演出することが可能です。高い断熱性、遮音性や保湿性、調質機能、そして畳表の色調や匂いは安らぎを与えてくれます。
この畳を一定の法則に従って部屋に敷き詰めて使用して来ましたが、琉球畳と呼ばれる真四角の畳パネルをフローリングの上に敷いて使用する事例が増え、自然素材を用いたインテリアとして、家具の座面に小型の畳を施工したり、壁面や空間装飾として、伝統工法にのみ囚われる事無く、自由な発想で使われるようになってきました。スクエアな形状に限らず、円形や多角形な形状に取り組んだり、畳表にも、和紙や樹脂等の用途に合わせた様々な素材を選択する事が可能です。

金箔・銀箔

Gold leaf
紀元前2600年頃に古代エジプトで始まったといわれている金箔ですが、日本では甲山古墳、キトラ古墳や東大寺大仏殿に見られるように6~7世紀頃から使われ始められたといわれています。常に文化とともに発展した金箔は、仏像や仏具を荘厳に彩りはじめ、1平方センチの金から約10平方メートルの面積の金箔になるという特性から金閣寺や中尊寺金色堂に見られるように建築物の内装、外装に用いられるようになりました。工芸技術として金箔を漆器などに用いるため沈金、蒔絵など様々な技法に広がり発達しました。金箔が漆と出会い、絹の出会って金糸が生まれ生地に織り込まれるようになりました。近年は、アクセサリー、食品、化粧品へ用途も広がっています。また、金のみならず銀箔、銅箔、真鍮箔、プラチナ箔など素材の広がりと加工の広がりから様々な色味や風合いを楽しめる素材として広がってきています。和のイメージのみならずその優美な光沢から洋、モダンなイメージまで、建築物の外装、内装、壁を彩るアートパネルなどから工芸技術を生かした様々なプロダクトまで幅広い利用が可能です。